霞クリニック 様
導入事例

LOOKRECで検査画像をリアルタイム共有&業務ストレス軽減

霞クリニック患者説明

霞クリニック 様

【専門】放射線診断専門医
【業種】クリニック(放射線診断科)
【お話をお伺いした方】
霞クリニック院長 北村 直幸先生
霞クリニック技師長 診療放射線技師 上田 英弘氏
【課題】
オンプレミスのPACS費用が高い。検査画像の共有が不便。
導入の背景 クリニックを継承する際、オンプレミスのPACS費用が高額で費用を抑えたかった。検査画像の共有をもっとスムーズに行いたかった。
導入の決め手 導入費・更新費用がかからない。CD-ROMでの画像共有から脱却できる
導入後の効果

紹介元の病院とリアルタイムで画像を共有できるようになり、患者さんが来院する前に検査結果を確認できるようになった。CD-ROMを焼いたり確認していた業務時間が削減された。

開発・導入の背景

医療画像をメディアを介さずにやり取りするのが自然だと思った

(北村先生)2015年に「霞クリニック」を引き継いだ当時、既に遠隔画像診断センター「エムネス」ではLOOKRECを導入していました。そのため、遠隔画像診断センターでのメディアを介さない医療画像共有を病院間でも行えるようにしたいと思いました。

CD-ROMを送る側は焼かないといけないし、もらう医療機関側は管理(処分)に困ります。霞クリニックでは患者さん(希望者)にもCD-ROMをお渡ししており、医療機関と患者さん分を焼く必要がありました。LOOKRECを導入すれば、その手間や時間を全て削減できます。

また、当時クリニック向けLOOKRECは開発中だったため、オンプレミスのPACSを利用していましたが費用が高いことも課題でした。そこで、導入費・更新費0円の診診連携、病診連携のシステム「LOOKREC」開発をすすめました。

「次なにがほしいかな」を考え開発

(北村先生)霞クリニックでは実際に現場で「こんなものがあればいいな」の声をあげ「次なにがほしいかな」を考え、そこから開発したエムネスの最先端技術を現場検証しています。

そうして生まれた機能がカルテから1クリックで画像を呼び出せる機能や、3Dビューアなどです。3Dビューアではそれぞれの患者さんの撮影画像をLOOKREC上で瞬時に3D画像にし、臓器や病変を立体的に表示します。2Dでは上下左右がわかりづらく患者さんも混乱しやすいですが、3Dを使えば容易に理解してもらえます。

また、広島はスポーツも盛んでオリンピアンの方が来院されることもあり、検査画像を海外や他の医療機関で見せたいというニーズもあります。そのため、霞クリニックでは「PocketMi(ポケミー)」を使い個人の方にもメディアを介さず画像をお返しできるようにしています。

放射線科医のアイコン

■ LOOKREC導入後の効果
広島大学病院など外部の医療機関とリアルタイムで画像を共有

(上田氏)例えば広島大学の例でいくと、従来では患者さんが紹介状と一緒にCD-ROMなどを連携室の受付に持って行き、スタッフさんが画像を取り込み、という流れがあったところが、今は連携して霞クリニックで画像を撮影した直後に大学側がワンクリックで画像をダウンロードできるようになりました。当日検査でもすぐ画像が見れるようになりましたし、当日撮影分を翌朝まとめてダウンロードできるようになりました。また、患者IDも大学病院での患者IDでダウンロードできるため、大学病院側でのID書き換えの手間もなくなりました

予約時間などもわかっているため、紹介元医療機関がクリニックなどの場合は予約時間から検査終了時間を逆算して画像ダウンロードに備えてらっしゃる先生もいて、検査が少し遅れていたりするとお問合せのお電話をいただくこともあります(笑)本当にそれほど、リアルタイムで画像連携が可能です。

業務効率改善はもちろん、ストレスも軽減

(上田氏)CD-ROMを焼く際には検査画像の内容確認だけでなくPDIチェックという確認作業も行っていますので、CD-ROMを焼いてチェックを終えるまでに1件10~15分ほどかかります。広島大学との画像連携が可能になったおかげで、計算上3時間以上の業務時間を削減できました
また、焼き間違いやデータの取り違いがないかを気にしなくてよくなったのも大きいです。郵送した後の不安もないですし、画像持ち込みだと長くなっていた患者さんの待ち時間や、医師側の画像が届くまでの待ち時間などもなくなり、皆のストレスフリーに繋がっていると思います。

ハート3つのアイコン

■ 今後目指していきたいこと

今後もどんどん進化させていきたい。現場から声を上げてくれる施設が増えていってほしい

(北村先生)まだまだどんどん進化させていきたいです。今後は霞クリニックのように、現場から声をあげてくれる様な施設がもっと増え「こんなものがあればいいな」をもっと実現してLOOKRECを進化させていきたいです。最終的には、医療機関だけでなく患者さん一人一人がLOOKRECを使えるような世界を目指していきたいです。

また、LOOKRECと連動したクラウドカルテや予約システム、読影レポート作成支援ツール、MRマンモグラフィー読影支援ツールなど霞クリニックでは利用しているものの、まだ他施設には出していないシステムもたくさんあります。それを他施設にも展開できるようにもしていきたい。

霞クリニック院長 北村先生
霞クリニックイメージ
霞クリニック技師長 上田さん
霞クリニックPC

色々とお話しいただき、ありがとうございました!

霞クリニック
〒734-0023 広島市南区東雲本町1-2-27
https://www.kasumiclinic.jp/

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