導入の背景 | 勤め先の病院がLOOKRECを使っていて、日常的にレポートを目にしていた |
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導入の決め手 | 診断レベルが高い。読影所見の書き方がとても丁寧。 |
導入後の効果 | 地域のクリニックでも、遠隔画像診断を使えば、総合病院と同等の体制で診断できる。 |
■ 導入の背景
診断レベルが高いことを知っていたので
広島市の医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニックは、2019年10月の開業当初からエムネスの遠隔画像診断サービスを利用しています。「診断レベルが高いことを知っていたので」と、院長の舟木将雅先生。かつて、勤め先の病院がエムネスの遠隔画像診断サービスを使っていて、日常的にレポートを目にしていました。このサービスのおかげですごく助かっている。
■ LOOKREC導入の決め手
専門外の領域も幅広く細かい読影で安心
私は、全身疾患であるリウマチ膠原病と呼吸器が専門なのですが、CTを導入するならエムネスの遠隔画像診断サービスを使う、以前からそう決めていました。かつて、勤務先の病院がそれを利用していて、私を含め勤務されている先生方がみな、エムネスの良質な読影に安心していました。
放射線専門医の読影所見の書き方は様々です。「肺がんはありません」「肺炎はありません」と、シンプルで明快な所見を書かれる先生もおられます。エムネスの先生方は、どなたもとても丁寧に、主治医が診てほしいところを読影するだけではなく、撮影範囲内のわずかな所見や、主治医が予想もできなかった異常所見まで報告してくださいます。臨床医として画像を診る中で、これは何を意味しているのだろうと疑問に感じる細かい所見がありますが、そういう軽微なものまで解説していただけます。自分の読影力アップにもつながります。
画像所見から様々な鑑別疾患を検討していただき、主治医が臨床所見と合わせて確定診断ができるようにサポートしてくれているのが分かります。きちんと読影してもらっているなあという安心感があります。さらに、異常があり、フォローが必要な場合には、「3カ月後に再検査されてはいかがでしょうか」などと、具体的に提案してくれます。自分が専門ではない分野の時など、特に助かります。
■ LOOKREC導入後の効果
遠隔読影で総合病院並みの診断体制を実現
総合病院でCT検査をすれば、主治医と、放射線専門医が診断しますよね。地域のクリニックでも、遠隔画像診断を使えば、総合病院と同等の体制で診断できるわけです。
たとえば胸部CT画像には肝臓も写っていたりしますが、私は呼吸器が専門ですので、肺を中心に見ます。正直な話、肝臓の所見は見逃す可能性があります。でもエムネスの先生方がすべての部位を診てくれる。だから私も安心ですし、患者さんも安心です。
診断料を払う価値は間違いなくありますよ。CT導入を考えるなら、エムネスの遠隔読影サービスの導入をお勧めします。自分の専門外の所見をエムネスが見つけてくれたら、患者さんを近隣の専門医に紹介するので、それが他院と連携するきっかけになる。そういうメリットもあります。
小さな病変も見逃さず早期治療に繋がる診断
私はリウマチ専門医ですので、関節の痛みを訴える患者さんが多数いらっしゃいます。血液検査して、リウマチや膠原病は肺合併症が多く、膠原病の中には悪性腫瘍を合併しやすい疾患もあります。
さらに、多関節痛の原因が腫瘍随伴症候群である恐れもあるため、CT検査を施行する場合があります。その結果、開業から半年のうちにがんが見つかった患者さんが5人います。肺がん3人、腎がん1人、乳がん1人。みなさん早期がんだったので、それらしい自覚症状はまるでなかった。「関節が痛い、リウマチかな?」と心配して受診した結果、早期がんが見つかり、患者さんはびっくりしますが、喜ばれます。早期治療につながりますから。遠隔画像診断のおかげです。
色々とお話しいただき、ありがとうございました!
医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニック
〒731-3164 広島県広島市安佐南区伴東5丁目21−35
https://www.asaminami-clinic.jp/